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ペルソナとは?
マーケティングの勉強をしている方は「ペルソナ」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。どのような意味かというと、年齢や性別、職業や年収などまで具体的にした想定顧客のことです。どのレベルまで細かく設定するかは、自由ですが刑事ドラマなどで犯罪捜査に使われるプロファイリングのように想定顧客像を築き上げます。とはいえ、「実在しないペルソナなんてものをわざわざ作る必要がどこにあるの?」「めんどくさいことやってる間に記事の一つでも書いた方がいいんじゃない?」なんて声が聞こえてきそうです。次項では、ペルソナを作る理由とメリットについてお伝えします。
なぜ、ペルソナを作るのか?
王道SEO対策として、良質なコンテンツを作るうえでもペルソナは重要になってきます。ペルソナを明確に定義することで、書く文章がより読者にとって響きやすいもになるからです。極端な例ですが、おそらくあなたがLINEで誰かに連絡をするときに「何を書けばいいかわからなくて、丸一日悩んでしまった」なんていうことは無いと思います。思うままに文章を作って、ペッと送信しているはずです。
なぜLINEで送る文章は簡単に作成できるんでしょうか?それは、相手が明確になっていて伝えたい要件も明らかだからです。今晩久しぶりに飲みに行きたいなぁ、と思ったら「今晩飲みに行くんだけど、一緒にどう?」と送るだけです。あまりにも当たり前すぎて無意識にできているから気づきにくいんですが、相手が誰なのか?そして相手と自分の関係性を明確に把握しているからこそ、文章がすらっと書けるんです。
仮に、相手が誰だかもわからない相手に「飲みに誘うためのLINEを打ってみて」と頼まれたら、何を書いていいのかわかりません。相手の年齢や性別はもちろん、忙しさや好みもわかりません。そんな状態で書く文章は無難だけれど説得力も面白みもないものになってしまいます。これがペルソナを作ることで劇的に変わる部分なんです。一人の読者を鮮明にイメージして文章を書くことで、より読み手に響く内容のものを発信できるようになっていきます。
私がこのブログを立ち上げるときに作ったペルソナ
理屈ばかり話していてもイメージしにくいと思うので、実際に私がこのブログを立ち上げるときに作ったペルソナを紹介します。
このブログの想定読者
52歳男性
従業員数5人中小企業のオーナー兼WEB担当者
悩み
ホームページを作ったものの、反響が無い
良いコンテンツを作ればいいと分かっているが、良いコンテンツの作り方がわからない
SEO業者に依頼しようと思うが予算がない
ブログを更新しているがアクセスが増えない
ゴール
効果的なSEO対策とはどういったものなのかを知りたい
低予算で見込み客を集めるためのコンテンツが作れるようになりたい
かなり簡単ではありますが、私はこの想定読者の方に響くような内容を書くようにしています。
なぜ、私のペルソナはこうなったのか?
種明かしではありませんが、私の作ったペルソナがなぜこうなったのかを解説します。まずスタート地点ですが、私は自分が実際にお手伝いをさせていただいているお客さんをイメージしました。複数のお客さんの中でも特に仕事がスムーズに進みやすい、いわゆる優良顧客(ロイヤルカスタマー)という部類の方々です。普段からそういったお客様の悩みなどを聞いて解決策を考えているので、悩みについては想像というよりも実際の声に近いです。
このように、既に自分のサービスや商品を利用してくれているお客さんがいる場合は、そのお客さんからイメージを膨らませていくのが一番です。大外れしないペルソナ作りの初めの一歩といってもいいでしょう。あのお客さんが喜ぶような情報は何だろうな?と考えながらコンテンツを作ると、同じような境遇、属性のお客さんが集まりやすくなるという効果が期待できます。
まとめ
この記事では、ペルソナとは何か?良質なコンテンツを作るためにペルソナがどのように役立つのか?について紹介しました。マーケティング手法と聞くと難しく感じますが、シンプルに考えましょう。あなたが、「このタイプのお客さんをもっと増やしたい」と思える人物像をイメージして、言葉にして定義するだけです。コンテンツの説得力が大幅にアップしますので、あなたもブログ記事を書く前に、ペルソナ作りにチャレンジしてみてください
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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